事前に行うこと 2

4 石材屋さんを決める

 お墓をしまう(移す)際に使う許可証を取るときには、お墓の解体をしていただく業者様の情報を書かなくてはなりませんので、こちらも事前に決めておきます。

 墓地によって指定業者が決まっていることが多いですので、管理事務所やお寺様に相談に行くときに紹介をしてもらいます。決まっていないときは、お墓近くの石材屋さんを探します。何社か見積もりを取った方が良いでしょう。

  

5 場合によってはカロートの中を確認する

 石材屋さんが決まったあと、場合によって、カロート(墓石の下の骨壺の入っている場所)を石材屋さんに開けていただき、ご遺骨を一つ一つ確認する必要が出てくるかもしれません。「改葬許可申請書」には、埋葬されているかた全員のお名前が必要になりますので、下の項目の「埋蔵証明書」が管理者からいただけないときは、自分で調べなくてはならないからです。

  

6 書類の準備をする

 つぎに、以下の書類を準備します。

 A.改葬許可申請書

 今のお墓のある市町村から申請書をもらいます。窓口ですと衛生事業課、環境衛生課、環境保全課などからもらえます。郵送で取り寄せたり、市町村のホームページからダウンロードができることもあります。

 B.埋蔵証明書(収蔵証明書)

 今のお墓の管理者に出してもらいます。現在のお墓に、誰が埋葬されているかを証明する書類です。管理事務所、お寺様などからもらいます。改葬許可申請書の書式によっては、申請書に署名、捺印いただければ埋蔵証明書は不要の時もあります。

 C.受け入れ証明書

 移す先の、新しいお墓の管理者から契約した後にもらえます。改葬許可申請をする時に必要になります。

 D.身分証明証

 改葬許可申請をするかたの免許証の写しなどが必要になるときがあります。

 E.承諾書

 今のお墓の使用者と、改葬許可申請をするかたが異なるとき、使用者の承諾書が必要になります。

  

 つぎは「改葬許可申請」のながれになります。